買付証明書のキャンセル料は無料?|1分の差で負けない最高の提出タイミング

結論から言います。買付証明書に法的な拘束力はなく、契約前であればキャンセル料はかかりません。そして提出のタイミングは、早ければ早いほど有利です。

私は現役の整形外科医として2019年から不動産投資を始め、現在はアパート9棟・戸建て5軒を保有し、年間家賃収入は3,000万円です。毎月200名以上の医師の先生方に不動産投資を指南していますが、「買い付けを出すのが1分遅れて負けた」というケースは実際にあります。この記事では、買付証明書の基本、キャンセル料の考え方、そして提出の最高のタイミングを解説します。

目次

買付証明書とは?物件購入の最初の意思表示

物件を買うまでにはステップがあります。物件情報を見つけたら、まず現地に行く。私は必ず現地に行きますし、私が教えている医師の先生方にも現地に行ってもらいます。そのうえで「この物件を買うつもりです」という意思表示をする書類が、買付証明書です。

書式は不動産業者さんが作ってくれます。記載する主な内容は次の3つです。

  • 購入金額:この物件をいくらで買うか
  • 手付金の金額:契約時に先に支払うお金
  • 融資特約の有無:銀行の融資が通らなかったら契約を白紙にできる、という条件を付けるかどうか

業者さんはこの買付証明書を売主さんに見せて、「この人で進めるか」「この金額では厳しいか」を判断してもらいます。同じタイミングで、他の買い手も同じことをやっているかもしれない。だからスピード勝負になるのです。

キャンセル料はかかる?答えは「契約前なら無料」

買付証明書には法的な拘束力がありません。提出した後に「すみません、金銭的に厳しくて買えません」と撤回しても、キャンセル料は発生しません。仮押さえに近いイメージです。だから私は、買い付けはどんどん出していいと先生方に言っています。

ただし、契約まで進むと話は別です。契約時には手付金として100万円、200万円といったお金を支払いますが、融資特約を付けておらず、契約書で条件が固められていると、手付金が返ってこないことがあります。契約は法的な効力を持つので、そこに至るまでが「無料でキャンセルできるライン」だと覚えてください。買い付けは早く、契約は慎重に。この順番が大事です。

融資特約や銀行との付き合い方は、こちらの記事で詳しく書いています。あわせて読んでみてください。

医師の不動産投資は「融資戦略」で決まる|銀行ランキングを追うと損する理由とプロパー融資の攻め方

1分の差で負ける。提出順で300万円変わる世界

売主さんがどの買い手を選ぶかには、いくつかのパターンがあります。

  • 買付証明書の提出順で決める
  • 数日間買い付けを募集して、その中から選ぶ
  • 誰でもいいので早い者順

ここで面白いのが、最初に出した人を優先するケースがめちゃくちゃ多いことです。たとえば1番目に「3,000万円で買います」と出した人と、2番目に「3,300万円で買います」と出した人がいて、それでも1番目の人が選ばれる。この場合、1番目の人は300万円得しています。3,300万円の買い手がいる物件を3,000万円で買えたわけですから、そのまま売れば300万円の利益です。これが不動産の世界です。

なお、他の人がいくらで出しているかは基本的にわかりません。業者さんと仲が良ければ教えてくれることもありますが、逆に売主さん側に付いた業者さんが「もっと高い金額の人がいますよ」と嘘をつく可能性もあります。なるべく高く売りたいのが売主さん側の心理だからです。だからこそ、業者さんを自分の味方につけることが大事になります。

注意点:撤回を繰り返すと信頼を失う

キャンセル無料だからといって、買い付けを出しては撤回することを何回も続けると、業者さんから狼少年のように思われます。そうなると、いい物件情報は回ってきません。不動産投資では、知識をつけたうえで業者さんと付き合い、信頼関係を築くことが何よりも大事です。

この点、医師は有利です。属性や年収で融資を引きやすいのはもちろんですが、それ以外にも社会的信用があり、誠実な人が多い。業者さんから信用を得やすいのです。医師が不動産投資に向いていると私が言うのは、融資面だけの話ではありません。

最高のタイミングは「早ければ早いほどいい」

買い付けを出す最高のタイミングは、状況にもよりますが、早ければ早いほどいい。これが答えです。決断力がある人はどんな事業でも成功しますし、人生もうまくいきます。優柔不断だとチャンスは逃げていく。これは不動産投資に限らず、何事にも言えることです。

そして買付証明書は、契約前なら撤回できます。つまり、迷っている時間に失うものの方が大きい。現地を見て「これだ」と思ったら、その場で一歩踏み出してください。

まとめ

  • 買付証明書に法的拘束力はなく、契約前ならキャンセル料は無料
  • 契約後は手付金(100万〜200万円など)が返ってこないことがあるので、融資特約の有無に注意
  • 提出順で選ばれることが多く、1番手なら安い金額でも勝てる。300万円の差がつくこともある
  • ただし撤回の繰り返しは信頼を失う。業者さんを味方につけることが最優先
  • 最高のタイミングは「早ければ早いほどいい」

買い付けを出す前に、そもそもその物件が買っていい物件かどうかの見極めも必要です。初心者の先生は、こちらのチェックポイントを先に押さえておいてください。

【医師のアパート投資】初心者が失敗しないために絶対押さえる7つのチェックポイント

物件の探し方から融資、購入までの全体像は、拙著初心者からはじめる医師の不動産投資(Amazon不動産投資部門1位)にまとめています。買い付けの一歩を踏み出す前に、ぜひ手に取ってみてください。

動画で見る

この記事の内容は動画でも解説しています。

▶いなせ公式LINEはこちら

「不動産を始めたいけど、どこから始めたらいいかわからない・・」

「やるからには、不動産投資を成功させたい」

そんな思いを抱えている先生のために、医師が不動産投資を最短で成功させるための極意をお伝えします。

  • 特典① いなせ式【医師の不動産最短攻略セミナー】を無料公開
  • 特典② Amazon売れ筋ランキング1位を獲得した『初心者から始める医師の不動産投資』第1章を無料で読めます

一歩踏み出す勇気がある医師のみ成功する。

不動産投資で人生を豊かにするために、一緒に学んでいきましょう

▶いなせ公式LINEはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次