この記事の結論
- 医師がキャリアに悩むのは、SNSで他人の働き方が見えすぎるようになったからです。
- 情報を集めるほど迷います。必要なのは情報ではなく、自分の人生に責任を取る仲間です。
- コミュニティで仲間ができた先生は、不動産投資でも本当にいい物件を買えています。
医師のキャリアプランは、一人で机に向かって考えても固まりません。結論から言うと、自分の人生に自分で責任を取っている仲間と出会える「場」を持つことが、キャリアを築く最短ルートです。私は現役の整形外科医として不動産投資を実践し、毎月200名以上の医師に指南していますが、その中で強く感じているのがこの点です。今回は、医師向けに発信活動をしているある先生との対談をもとに、情報が多すぎる時代のキャリアの考え方を整理します。
医師がキャリアに悩むのは「情報が見えすぎる」から
医師のキャリアプランは、若手だけの悩みではありません。40代、50代の先生でも「このまま医局にいていいのか」と迷っている方は多いです。研修を終えてすぐ美容に進む、いわゆる直美も、医師がキャリアに悩んだ結果の表れ方の一つだと私は考えています。
なぜここまで悩む人が増えたのか。対談で出た答えは、情報の透明性が発達したからです。ひと昔前はSNSがなく、医局に入って上司の言う通りにやる以外の選択肢はほぼ見えませんでした。今はインターネットとSNSで、フリーランスや美容の働き方、待遇の違いまで全部入ってきます。見えてしまうと欲しくなる。隣の芝が青く見えるわけです。
対談相手の先生は「情報を遮断している国のほうが幸福指数が高いという話もある」と話していました。知ることが幸せに直結するとは限りません。ただし、一度見えた情報を見なかったことにはできません。だからこそ、情報との付き合い方を変える必要があります。
自分の人生に責任を取る人と付き合う
その先生が大切にしているのは「自分の人生を自分で責任取っている人と知り合うこと」でした。医師として病院で働くのは立派な仕事です。ただ、なんとなく周りに合わせて働くのと、自分の意思で選んで働くのとでは中身が違います。
私もまったく同じ考えです。キャリアの情報を集めるほど迷うのなら、集めるべきは情報ではなく人です。自分の軸で動いている人と話すと、自分の判断基準が固まっていきます。情報が多い時代の解決策は、情報を減らすことではなく、判断の軸を持つ仲間を増やすことです。
働き方そのものを見直したい先生は、時間の使い方で人生は変わる|医師の幸せをKPIにする考え方も参考にしてください。
キャリアは「場」で築く。コミュニティで起きていること
私が運営している不動産投資のプログラムでは、動画を見てもらい、物件資料の読み解きをし、オンラインで面談し、コミュニティ内で情報共有をしています。ただ、それ以上に効いているのがメンバー同士の横のつながりです。
Web交流会やオフ会を開くと、そこで仲良くなった先生方は、本当にいい物件を買えています。理由は明確です。自分と同じようにモチベーションを保って頑張っている仲間がいると分かり、一人ではないという心の支えができるからです。周りが助けてくれたり、銀行の情報を共有してくれたりもします。医師にとって、こうした人とのつながりの場は非常に大切です。
私自身、2019年に不動産投資を始めてアパート9棟・戸建て5軒、年間家賃収入3,000万円まで来ましたが、ここまでの道のりも仲間との情報共有なしにはありませんでした。詳しくは医師が家賃年収3000万円を達成|稼げる不動産投資の秘訣で書いています。
医師同士の場は、意外と少ない
私の知り合いの医師には、月1回の飲み会を続けていて、40人集めた回もあるという方がいます。集客はLINEで知り合いを呼び、友達の友達も呼んでいいという形です。一方で、医師の交流会をメインに発信しているアカウントはほとんど見当たりません。場を作れる人は、それだけで差別化になります。
ただし主催側には苦労もあります。人が集まると運営はしんどいですし、ドタキャンもあります。対談相手の先生も、新しく人を集めるのがおっくうで固定メンバーになっていたと話していました。そこで出た工夫が、固定メンバーに加えて「あと2〜3人だけ募集します」と小さく枠を開ける方法です。会員制の店のように簡単にアクセスできない場所を会場にすれば、多少高くても人は集まりますし、「ここに参加すれば面白い人とつながれるかもしれない」という価値も生まれます。
まとめ:情報ではなく仲間でキャリアを築く
- 医師がキャリアに悩むのは、SNSで他人の働き方が見えすぎるからです。
- 知ることが幸せとは限りません。必要なのは情報ではなく判断の軸です。
- 判断の軸は、自分の人生に責任を取っている仲間との場で固まります。
- コミュニティで仲間ができた先生は、不動産投資でも結果を出しています。
医局に残るか、直美か、フリーランスか。答えは検索しても出てきません。自分の意思で動いている人と会い、話し、自分の言葉で決める。それがキャリアプランの築き方です。不動産投資を軸にキャリアを考えたい先生は、拙著初心者からはじめる医師の不動産投資(Amazon不動産投資部門1位)も手に取ってみてください。
よくある質問
医師のキャリアプランはどうやって築けばいいですか?
情報を集めるのではなく、自分の人生に自分で責任を取っている仲間と出会える場を持つことです。自分の軸で動いている人と話すと判断基準が固まります。医局に残るか、直美か、フリーランスかの答えは検索では出ません。人と会って自分の言葉で決めるのがキャリアの築き方です。
なぜ最近の医師はキャリアに悩む人が多いのですか?
インターネットとSNSで情報の透明性が高まったからです。昔は医局に入って上司の言う通りにやる以外の選択肢が見えませんでしたが、今はフリーランスや美容の働き方まで全部見えます。見えると欲しくなり、隣の芝が青く見えるため、若手だけでなく40代50代の先生も迷っています。
医師のコミュニティや交流会に参加する意味はありますか?
あります。私の不動産投資プログラムでは、Web交流会やオフ会で仲良くなった先生方が本当にいい物件を買えています。同じように頑張る仲間がいると一人ではないという支えになり、周りが助けてくれたり銀行の情報を共有してくれたりするからです。医師にとって人とのつながりの場は大切です。
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