不動産投資を始めたいものの、何から勉強すればよいのか分からない医師は、まず本で基礎知識を身につけるべきです。
不動産業界では、物件の価値を正しく評価できる人と、十分な知識を持たない人で結果が分かれます。医師として臨床の知識を得ずに治療を行わないのと同じで、不動産投資も勉強せずに始めてはいけません。
私は現役の整形外科医として働きながら、2019年に不動産投資を始めました。現在はアパート9棟・戸建て5軒を所有し、年間家賃収入は3,000万円です。その過程で多くの本を読んできました。
この記事では、不動産投資初心者が読むべきおすすめ書籍を6冊紹介します。
不動産投資初心者が本を読むべき理由
不動産投資では、営業担当者から提示された資料だけで購入を判断するのは危険です。物件価格が妥当か、運営後に収益が残るか、金融機関からどのように評価されるか、将来売却できるかを自分で考える必要があります。
その判断の土台になるのが知識です。本なら自分のペースで読み返せるため、不動産投資の全体像を学ぶ最初の手段に適しています。
特に医師は融資を受けやすい一方、勉強が不十分なまま大きな借入を伴う物件を購入してしまう可能性があります。知識不足の危険性については、不動産投資で成功する医師・破産する医師の5つの違いでも詳しく解説しています。
不動産投資初心者におすすめの本6選
1.金持ち父さん 貧乏父さん
不動産投資の具体的な手法よりも、資産形成やお金に対する考え方を学ぶ本です。自分の時間を使って給料を得るだけでなく、資本に働いてもらい、別の収入の柱をつくるという考え方を理解できます。
本業はもちろん大切です。しかし、病気などで働けなくなった場合にも収入を支える仕組みがあれば、自分だけでなく家族の生活も守れます。なぜ資産形成に取り組むのかを整理するための一冊です。
2.まずはアパート一棟、買いなさい!
一棟アパートを購入し、運営する流れを分かりやすく学べる王道の入門書です。本に書かれた利回りをそのまま再現することが難しい状況でも、アパート経営の基礎を把握するうえで役立ちます。
一棟目の選び方をさらに考えたい方は、医師の不動産投資、1棟目は新築か中古か?も参考にしてください。
3.銀行員だった大家が教える!不動産投資 融資攻略バイブル
不動産投資家と元銀行員、双方の視点から融資を解説した本です。銀行員が投資家のどこを見ているのか、金融機関とどのように付き合えばよいのかを学べます。
不動産投資は融資によって選択肢が大きく変わります。物件だけでなく、金融機関から自分がどう評価されるかを理解するために有用です。
4.不動産売却の教科書
不動産投資では、安く買って運営し、高く売ることが基本です。そのため、購入前から売却という出口を考えなければなりません。
この本では、高値で売却するために重要な点や、海外投資家への売却を含む方法が分かりやすく説明されています。出口戦略の幅を広げる一冊です。
5.Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて
不動産投資の収支には、固定資産税、修繕費、仲介手数料、不動産取得税、火災保険、空室による損失などが関係します。表面上の利回りだけを見ても、本当の収益は判断できません。
この本には収益計算に使えるExcelシートが付いています。私はこのシートで作成した収益シミュレーションを銀行へ提出し、融資の検討材料にしてもらっています。空室率や修繕費、将来の売却価格を想定し、利益を計算するためにも使える実践的な本です。
6.初心者からはじめる医師の不動産投資
私が5年間かけて構築したノウハウをまとめた本です。単なる知識の紹介ではなく、どのような視点を持ち、どう行動すれば物件情報を得られるのか、物件をどう評価するのかまで具体的に解説しています。
私自身が投資を始めた時点でこの内容を知っていれば、試行錯誤に費やした時間を減らせたと考えています。
本を読んだ後は物件を数字で評価する
読書の目的は、知識を増やして終わることではありません。学んだ内容を使い、実際の物件を評価できる状態にすることが目的です。
候補物件を見つけたら、家賃収入だけで判断せず、空室、修繕、税金、保険、取得費用、売却まで含めて収支を計算します。そのうえで金融機関に説明できる資料を作れば、融資の相談も具体的になります。
また、書籍の著者や発信者をそのまま信用するのではなく、実績と熱意があり、自分が進みたい投資方針に合うメンターかを確認してください。正しい知識と適切な助言を組み合わせることで、判断の精度は上がります。
まとめ
不動産投資初心者が最初に読む本は、物件購入のノウハウだけに偏らせてはいけません。資産形成、アパート運営、融資、売却、収益計算、物件評価を一通り学ぶことが重要です。
まず本で全体像を理解し、その後に具体的な物件を数字で検証してください。知識を身につけ、自分で評価してから購入を決める。この順番が不動産投資の基本です。
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よくある質問
不動産投資初心者の医師は、まず何から始めるべきですか?
まず本を読んで資産形成、アパート運営、融資、売却、収益計算、物件評価といった全体像を学ぶことが基本です。そのうえで具体的な物件を数字で検証し、自分で評価してから購入を決めるという順番を守ることが不動産投資の基本になります。
医師が不動産投資を始める前に本で勉強すべき理由は何ですか?
医師は融資を受けやすい一方で、勉強が不十分なまま大きな借入を伴う物件を購入してしまう危険があるためです。営業担当者の資料だけで判断せず、物件価格の妥当性や収益、金融機関からの評価、将来の売却可能性を自分で考える土台として知識が必要です。
不動産投資の収益計算では、家賃収入以外にどのような費用を考慮すべきですか?
固定資産税、修繕費、仲介手数料、不動産取得税、火災保険、空室による損失などを考慮する必要があります。表面上の利回りだけでは本当の収益は判断できないため、空室率や修繕費、将来の売却価格まで想定して収支を計算することが重要です。
医師の不動産投資を、正しい順番で学ぶ

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